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臨時議会

 指定管理者が突如会社を解散し、市の観光施設などの利用が宙ぶらりんになる。先月半ば、板倉区でこういう事態が発生しました。官から民への流れが強まるなかで、あってはならないことが起きたのです。宙ぶらりんと書いたのは、これまでメインとなっていたレストランやファミリー動物園の運営が出来なくなったことを指しています。きょうの臨時議会では、総括質疑や委員会審査の場において、「業者を選定する委員会では経営改善の努力を条件に選定した」など新たな事実がいくつか判明しました。そして住民サービスを低下させないためには、指定管理者の当該施設の経営だけでなく、指定管理者自体の経営状況がどうなっているかを把握できる仕組みづくりなどの課題も浮き彫りになりました。7日の党議員団会議での議論が役に立ったと思います。
 正規の議案ではありませんでしたが、学校などのプールの安全対策についても報告があり、文教経済常任委員会で議論になりました。新潟県がチェック項目であることを見落としていたというプール排水口などにおける吸い込み防止金具は市内のプールでも数ヶ所未設置であることが明らかにされました。政府関係機関から何度も通知が出されても繰り返される痛ましい事故、安全確保のためにプールの利用を開始する前、日常管理などでのやるべきことがキチンとやられない、この状況を打開するには、これまでと同じことをやっていたのではダメです。堀井秀之さんの言う「安全安心のための社会技術」がいまこそ求められています。今回のプール事故を意識しながら、もう1回、「問題解決のための『社会技術』」(中公新書)を読んでみようと思います。
 夕方、上越市のHPを開いたら、「新潟県福祉のまちづくり条例について」が新たに掲載されていました。これは私が6月議会一般質問でとりあげた課題です。このような形で質問後、すみやかにやってもらえるのはうれしいですね。ユニバーサルデザイン室のスタッフのみなさん、ありがとう。明日は、塩尻市北小野へ行って泊まりますので、「ホーセの見てある記」は休みます。


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2006年08月09日 00:00に投稿されたページです。

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