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文教経済常任委員会3日目

 雨が続いていた後、晴れた日の気持ちのいいこと。きょうは久しぶりに雨が上がって稲刈り日和になりました。青い空には、いわし雲が横たわり、稲の上をそよ風が吹いている。妙高、火打など遠くの山々もハッキリと見えます。こんな日はカメラを持ってゆっくりしたいもんだと思いました。稲作農家の人たちはそれどころではありません。きょうこそはの思いで、暗くなるまで稲刈りに精を出していました。かくいう私もカメラを持ってどこかへ行くことはできません。文教経済常任委員会の審議があるからです。
 きょうの審議では体調を整えて臨むことの大切さを思い知らされました。じつは、一般質問通告、市政レポート作成など、きょうまでにやっておくべきことがいくつかあって、昨晩は2時間しか睡眠時間を取れませんでした。そのせいでしょう、部長の説明を聞いていても何度も集中力が途切れ、どこの説明かわからなくなる。質問をする時に思わぬ言葉が飛び出し、困る。質問相手の担当ではない問題をとりあげる、などの失敗を重ねてしまいました。
 具体例を1、2あげるなら、まず住宅建築促進事業。市では住宅建築の促進と定住の促進のために、これまでの住宅建築資金貸付のほかに2ヵ年限定で利子補給補助金を出しています。この問題では、建築不況の打開と若者定住のために少なくとも何年かは継続してほしいと訴えました。ここで想定していなかった「拡充」という言葉がポッと出てしまったのです。事前の調査では、現実的な提案は「継続」という方向でと思っていただけに、これは思わぬ言葉でした。でも、産業振興担当の佐野参事が柔軟な答弁をしてくれたので助かりました。
 合併して合併前の上越市の制度に統一された入湯税。吉川区の住民にとっては合併することによるデメリットのひとつだったので、入浴施設の管理運営のところできくことにしました。施設への影響からいきなり質問するのもいかがなものかと思い、市内における入湯税の基本的な数値、正確な課税、特別徴収者にたいする指導監督と展開しようと考えました。しかし金子観光振興課長や竹田部長と何回かやりとりをしているうちに、やっと、この委員会でこの人たちに詰め寄る内容ではないことに気が付きました。もっと早い段階で気づいていなければならないのに、私の頭は低速回転をしていたのです。
 ま、こういうこともあります、人間ですから。きょうの審議では、それでも、生の言葉が力を発揮した展開もありました。現場に足を運んでそこで見聞きしたことをそのまま語る中で、ボブスレーの安全確保については厳格な対応を求めることができました。住宅建築資金利子補給についても、私に声をかけてきた20代の青年の話を紹介したことなどによって継続への手ごたえを感じました。


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2006年09月15日 00:00に投稿されたページです。

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