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第9回越後よしかわ酒祭り

 雨が降ると降らないでは雲泥の差。きょうの酒祭りは天気に恵まれ、大賑わいでした。昨年、一昨年と2年連続で雨にやられ、人集まりが悪かったので、今回はうれしかったですね。きょうも多少、曇ってはいましたが、雨が落ちなければそれでいいのです。実行委員の人たちが駐車場でどのくらいの人たちが入ったかを数えていたとのことですが、4000人は軽く超えたでしょう。今回は県外からの参加者もかなりあったようです。いつも頑張ってくれている太鼓のメンバーやよさこいソーラングループの人たちの演奏、踊りも力が入っていました。
 きょうは、10時半頃から会場となっている杜氏の郷前広場に行きました。すでに、東京吉川会から、関澤会長をはじめ6名の方が来ていてくださいました。また、毎年、顔を見せてくださる吉川高等学校同窓会東京支部の竹内支部長の姿もありました。私のすぐ隣の来賓席に座っておられた新潟県酒造従業員組合連合会の青柳会長さんから名刺をいただき、勤務先の会社名を見てびっくりしました。私の父が以前お世話になっていた新潟市石瀬(旧岩室村)の宝山酒造だったのです。亡くなった杜氏の上野武夫さんのことなど、ゆっくりとお話できました。
 もうひとり、懐かしい人と6年ぶりに再会しました。『酒は風』(大月書店)『高校生が酒を造る町』(フィゼック社)の著者である首藤和弘さんです。ちょうど、『高校生が酒を造る町』を出版された年に私も本を出し、同じ時期に吉川のことを書いていたということで、丁寧な手紙をいただいたことがありました。きょうは短時間でしたが、新刊の『旅のプラズマ』(新風舎)に関する思いなどを聞くことができました。
 昨年は雨でびしょ濡れになり、オープンセレモニーに参加して間もなく家に帰ったのですが、きょうは最後まで楽しませてもらいました。地元吉川出身の歌手、三島みどりの歌、それからTVものまね番組にレギュラーで活躍中の
ビューティこくぶ ものまねショー、いずれも観客と一緒になった運びで盛り上がりました。これだけ、お客さんがのってくると、芸人さんも気分上々だと思います。今年のよしかわの祭りは、やったれ祭りといい、酒祭りといい、大成功でした。
 「春よ来い」第69回「姉と妹(2)」をアップしました。


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2006年10月01日 00:00に投稿されたページです。

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