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3日間の旅から戻って

 7日から3日間の旅が終わって、夕方戻ってきました。市議会常任委員会の視察もたいがい3日間なのですが、今回はいろいろなことがあって、疲れが残りました。まず、初日。強風でスケジュールが狂いました。同僚議員から直江津駅まで送ってもらい、改札口へ行ったら、様子がいつもと違います。待合室には大勢に人たちがいて、あわただしい。強風で北陸線、信越線、ほくほく線がストップしていたのです。それで、急遽、予定を変更して、長野まで鈍行で行き、そこから先は長野新幹線にて東京へ。席に座れない人がたくさんいる普通列車は本当に久々でした。
 ハプニングは昨晩もありました。ホテルの外で夕食を済ませ、ぐっすり眠っていたところ、夜中に非常ベルが鳴り続け、飛び起きました。同僚議員と非常口を探し、やっとの思いでドアを開け、外を見たら異常なし。ホテルの館内放送では原因不明とのことでしたが、おそらく酒を飲んだ人のイタズラかうっかりミスだったのでしょう。何も無くて幸いではありましたが、一度高ぶった神経はなかなか収まりませんでした。しょうがないので、八重洲のブックセンターで購入した奥田英朗の『イン・ザ・プール』(文集文庫)を読みました。眠れなかった議員は私以外にも何人もいたようです。
 今回の旅の中心は平塚市と新座市での視察です。両市の自治基本条例の制定経過、制定の思いは違いがあって、これから制定するわれわれにとってはとても参考になりました。特に平塚市のものは、市民から親しんでもらえる、わかりやすさを追求するとともに、国や県などと対等な、自立したまちをつくろうという姿勢が明確にされている点ですごいなと思いました。自治基本条例全体を「です、ます」の文体でまとめたものとしては青森県の旧倉石村などいくつかありますが、市としてはここが初めてかもしれません。自治体の憲法ともいうべき条例がむずかしくて、とっつきにくいということにならないようにしたいものです。平塚市のものは、上越市の市川前議長が言ったように、前文で平塚市の歴史と文化、個性を書き込んでいない点が惜しかった。
 
 さて、家に戻ったら、郵便、留守電、メールがたくさん来ていました。2年間、中国に行っていた友人からは、「積もり積もった話があるので会いたい」との連絡がありました。また、吉川町時代、たいへんお世話になった東工大の名誉教授の青木先生からも、「元気ですか」とそれこそ元気な声が録音されていました。今月はいろんな懐かしい人と再会できそうで、とても楽しみです。


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2006年11月09日 00:00に投稿されたページです。

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