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救急車3台が走行距離20万キロ以上

 上越地域消防事務組合議会、13区議員の会、月例議員懇談会、勉強会と続きました。一日中、びっしりと日程がつまっている時は疲れますね。

 消防事務組合議会では妙高市の組合議員が変更になり、新副市長、新議会議長が新たに議員になって参加されていました。私の隣の席には佐藤栄一さんが座られ、少し言葉を交わしましたが、同じ高校の同級生です。世間は狭いと感じました。会議の中では、中越沖地震での救急車の出動状況をたずねたところ、地震が発生した当日、出動要請があったのは柿崎区7件、吉川区1件、旧上越市内1件だけということでした。予想を大きく下回る数字でしたね。小堺消防長は、「あれだけの激しい揺れの中で件数が少なかったのは不幸中の幸い」とのべていましたが、あの地震での重軽傷者は157人で、そのうち重傷者は22人もいましたから、自家用車などで病院に行った人も大勢いたということでしょう。時間があれば、要請があってから到着までの時間、今後に向けた課題などをただすべきでした。きょうもたくさんの資料をいただきましたが、驚いたのは救急車の走行距離です。管内にある11台の救急車のうち3台が20万キロを越えていたからです。このうち1台は26万キロを越え、あちこちの部品を交換して使っているとのことでしたが、今回、消防整備計画で更新対象にあがっていたのはこの1台だけです。これでいいのかと思いました。

 月例議員懇談会後の勉強会。きょうの講師は山梨学院大の江藤俊昭教授です。「都市内分権と住民自治…住民と歩む議会改革」と題する講演は中身が濃くてとても勉強になりました。江藤教授とは東京都内のセミナーで一度お会いしたことがありますが、とても人懐こい顔をされていて、親しみを感じます。講演では、左手で時々マイクをなでおろしながら、「市議会のみなさんはなぜ全国市長会のバッジをつけられるのでしょうか。自治を考えるなら、その市のバッジをつけるのがいいと思うのですが」「住民参加は執行機関の専売特許でいいのでしょうか」「議会は質問の場ですか。議論の場ではないでしょうか」などと「当たり前になっていることに」次々と疑問を投げかけました。北海道栗山町議会の議会改革についてもビデオで見せていただきました。今回の講演を契機に上越市議会をどう変えていくか。それが問題です。


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概要

2007年10月30日 23:50に投稿されたページです。

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